
大工を8年してきたキャリアで12個の道具・電動工具の紹介をしています。
- メリット
- デメリット
- ワンポイントオススメ
- まとめを書いています。
この記事を見ればDIYを知らない人が知っておきたい工具を知ることができます。
簡単に作れるのは簡単に作れますし、こだわりをもって作ろうとすれば手間と技術も必要になります。
用途によって必要な道具があるので初心者にはこんな道具があるということだけをしってもらいたいです。

はじめに
基本的なDIYをするのに必要な道具を説明します
今から工具をすすみながら教えて進みますので、ある程度理解できれば大丈夫です。
目次
インパクトドライバー
インパクトドライバー(電動ドライバー)には2種類あります。家のコンセントで動く電源タイプと持ち運びができる充電タイプがあります、基本的に両方とも使うのに問題ないです。
*電源タイプ
メリット
簡単に説明しますと電源タイプなのでコンセントから抜かないかぎり動きますし長期的に動かせるので安定して進められます。
デメリット
コンセントから抜けたら止まりますしコンセントがないところではまったく役に立ちません。
*充電タイプ
メリット
簡単に説明すると充電タイプのメリットは持ち運びが簡単で自由に動くことができます、これって凄くいいんです!
私も日立のインパクトドライバーを持っているんですがすごく重宝しています、大工さんがしているような腰にかけて移動できます。
もし屋根や脚立での作業になった場合、間違いなく充電式のインパクトドライバーは使いやすいさは抜群です!
デメリット
充電タイプですので充電がなくなったら充電しないといけないぐらいです。これは持ってるから分かるんですが充電する予備電池が1個あるのでそんなに気にならないです


ワンポイントおすすめ
私がオススメするのは充電タイプのインパクトドライバーをおすすめします。使いやすさと移動のしやすさを考えたら断然充電タイプのをおすすめします
まとめ
状況に応じて工具は選んだ方がいいと思いますが基本的に皆さん充電タイプのインパクトドライバーを持ってるのが印象的です。
色々と種類があるのですが持つなら充電タイプのインパクトドライバーです。
下穴切り(ドリルビット)
下穴切りとは簡単に言えば木材などに下穴(穴)をあける工具の事ですね、これがあるのとないとでは作業が変わってきます。
また下穴を開けることで木材の端が割れるのを防げるので木材を簡単にビス打ちすることができます。
下穴切りにも種類がありまして用途によって使い分けができます。
メリット
簡単に説明すると木材を打ちやすくするためではなく木材の端の木割れを防ぐことができるます。
また木材をくっつけたまま下穴をほるとその穴通りにビスが通るため打てます。
木材が大きく下穴がなければインパクトドリルに負荷がかかります。
そのためビスが折れたり、ビットの先が折れたりすることがあるため下穴を開けることで負荷を軽減して打ちやすくできます。
デメリット
木材に穴を開けるため"おかくず"がでます。また開けた穴の大きさが違うと木材同士がきれいにくっつかなくなるためビスに合わせて適正の大きさを使用する必要があります。
まとめ
状況に応じて使う必要がありますが基本的には持っておいて損はないです。木材に下穴を開けるだけで端の木割れが防げます。
木材の節(ふし)や金属などを下穴であけたりときに下穴切りが折れたりするので注意が必要です。
木ビス(32.41.51.65.75)mm
木ビス(コーススレッドとも呼びます)。主に木材同士をくっつける為に使い用途によって様々な長さの木ビスを使い、ビスには半ビスと全ビスがありますが木材の大きさによって決める必要があります。
ビスを使う木材なんですが基本的には木材に対する2倍の長さで大丈夫ですが材質によってビスの種類も変わってきますので注意が必要です。
メリット
色んな場面での木材をくっつけるのに役に立ちます。イスを作ったり机を作ったりする場面でも使えます。
デメリット
硬い木材や節(ふし)だと折れる可能性があります。その時は下穴きりで先に開けておくと大丈夫ですがビスの頭が木材に入りきらないので、ここでもビスが切れてしまうので注意が必要です。
まとめ
かんたんに木材同士をくっつけることが出来ますが、用途や材質によって使い分ける必要があります。また木材同士を合わせてもよれより長いビスを使うと打った反対側から出てくるため怪我に注意です。
手のこぎり(てのこ)
手のこぎりとは主に木材をきるために使います。手のこぎりにも色々と種類があり手のこぎりには切り方があり木目にたいして縦に切るか横に切るかナナメにきる為の手のこぎりがあります。基本的にはゼットソー265がどれにでも使えます。
メリット
持ち運びが簡単です。刃と柄の部分がとれるので
コンパクトに持ち運べます。また電動丸ノコで木材を切ったあと丸ノコでは切れていないところを手のこで切ることができます。
デメリット
手のこぎりで木材をきると木材をまっすぐ切ることが難しくある程度の技術が必要です。その場合まっすぐに切れる工具があります。スライド丸ノコはかんたんに木材をまっすぐに切れる他にナナメに切ったりすることも出来る万能の電動工具です!
ワンポイントおすすめ
てのこぎりにスライド丸のこがあれば仕事効率がすごく上がります。使うのはゼットソー265がおなじみです!
スライド丸のこを持って他と差をつけよう!
まとめ
デメリットがかなり目立ちますが様々な使い方ができるので基本的に持っておいて損はありません。また家を建てる時に使われる壁材の石膏ボード(せっこうボード)を加工する時にも使えます。
さしがね(かねじゃく)
さしがねとは大工さん使われている工具のひとつです。木材の直角をみたり墨付けと言われる技法をするのによく使われます。木材を加工するときに90度を出したい時につかったりします。さしがねにも種類がありましてcm(センチ)と寸(すん)と2種類のさしがねがあるので使いやすいのを選びましょう。
メリット
木材に線を引きやすい、手のこぎりで木材を切りたい時さしがねで線を書くと切るとき目安があるためきりやすいです。
デメリット
持ち運びがちょっとだけ大変なだけですが大きさによって持ち運びが決まります。50センチのさしがねが大きいです。
ワンポイントおすすめ
さしがねには尺とセンチがあるので使いやすいのはcm(センチ)のさしがねです。
まとめ
線をひいたり直角を出したい時に使えます。木材を墨付けとかをしたりしないので不要かと思われますが役に立つので持っておいてそんはないです。
スケール(巻尺)
スケールとは長い木材の長さを調べたい時に使います。使い方はいろいろで木材にひっかけて長さを測ったり部屋の中の広さを測るのに使います!
木材だけではなく物の大きさを測るのに使われますね。例えばソファー、カーテン、テーブル、テレビ台などの大きさを調べられます。
メリット
大きいものを測るのに使えるので木材の長さを調べたい時に使えるので役に立ちます!
デメリット
長いものを測るときにひっかけた所が外れた先が戻ってきてしまいます。これは使うときの要領なので特にデメリットはありません。
ワンポイントおすすめ
スケールによって長さが違うので使う木材の大きさによって使い分けましょう。おすすめなのは5.5mのスケールがいいです!
まとめ
木材の長さや大きさを測るときにつかうので持っておいたがいいです。使うスケールはタジマの5.5mのスケールが最適です!
えんぴつ
木材に線をひくのに使います。
メリット
硬い芯(H)だと木材に線引きしたとき減りがおそいのでえんぴつを削る回数を減らせます。柔い芯(B)だと線が綺麗に見えます。
デメリット
硬い芯(H)だと書いた線が薄く見えにくいですが柔い芯(B)だと芯の減りが早く削る回数が増えます。
ワンポイントおすすめ
えんぴつは芯がかたいHをおすすめします!ただし基本的には書ければなんでもいいので手持ちのでも大丈夫です!
まとめ
えんぴつは線を書くのに必要なので近くでお買い求めください!建築用のえんぴつもありますが高いうえに違いがわかりにくいのでスーパーなどで売ってあるので十分です。
墨壺(すみつぼ)
墨壺とは木材に長い線をつけることができ主な使い方はひろい板や長い木材に線をつけることができます。使い方はカルコと呼ばれる糸の先についている針を木材にさして引っ張ることで長い直線の墨をひけます。
メリット
さしがねではつけにくい長い線を墨壺だったら簡単につけることができます。さしがねではせいぜい50cmまでが限界ですが墨壺は4メートルもの線をつけることができます。
デメリット
墨汁を使うので手が黒くなってしまったりカルコが抜けて自分の方に飛んでくる危険性があります。
ワンポイントおすすめ
タジマの墨壺がありますが、墨汁で汚れたりするのが苦手でしたらチョークラインがオススメです!
ちょい補足
チョークラインとは墨の代わりにチョークの粉が使われてます。墨とは違いつけた線を消すことが出来るので初心者はチョークラインがオススメですね!ただしチョークラインだとつけた線がすこし大きいです。
まとめ
広い板や長い木材に使われます。あまり手が汚れたくないときはチョークラインがありますので使い分けましょう。
上記で説明したのは初心者が持っておきたい工具ですが効率がわるく早く作業がしたいという時に使いたい電動工具があります。
電動丸ノコ
電動丸ノコとは手のこぎりとは違い電気の力で木材を楽に切れる工具です。
電動丸ノコには2種類がありまして充電タイプと電源タイプがあります。
充電タイプ
メリット
充電タイプなので持ち運びが自由です。屋根の作業や足元が散らかってても電源タイプのようなコードを気にする必要がありません。
デメリット
「インパクトドライバー」と同じで充電タイプですので充電がなくなったら充電しないといけないです。
「インパクトドライバー」があればバッテリーの作りが同じなので充電をきらせることなく使えます。
電源タイプ
メリット
充電が無くなるのを気にしないで作業できます。
デメリット
木材を切ったりするとき誤ってコードを切ってしまうことがあります。なのでコードを気にしながら作業をおこなう必要があります。
ワンポイントおすすめ
持ち運びが楽でコードを気にする必要がないので充電タイプがオススメです!電動工具を使うなら同じメーカーを使いましょう!
ちょい補足
手のこぎりで木材をきると腕がパンパンになります。木材が大きくなるほど切る作業が大変になりますので充電丸ノコで楽に切れます。
まとめ
木材を効率よく切るのに使われる電動丸ノコ充電タイプと電源タイプがあります。
スライド丸ノコ
スライド丸ノコとは床において使う電動工具です。木材を連続で切るときに便利で名前の由来どおり持ち手を動かせるのでおろしながら切ることができます。また持ち手を前後スライドさせることが出来るので少し広い板を切ることもできます。
メリット
連続で木材を切ったり切りかたを工夫すれば長さを均等に切ることもできます。スライドによっては少し広い板も切ることができ作業効率アップに違いありません!
デメリット
電源タイプなのでコンセントが必要になります。
ワンポイントおすすめ
小型なものから大型のスライドと種類が豊富です。もしスライドを買えるならレーザーポインター付きスライドをおススメします。なぜなら切りたいところをレーザーで照らしてくれるのでかなり便利です。
まとめ
スライドでは長ものを連続で切るのに優れています。作業効率を上げたいと思ったら検討するのもいいと思います。
電動サンダー
簡単に説明しますとサンダーで木材の表面をきれいにしたり角にあてて丸くするのに使います。基本的には電源タイプなのでコンセントが必要になってきますが用途によって使用する場所が変わります。
メリット
木材でザラザラした表面をきれいに仕上げれます。目番といい削れる荒さを表しているペーパーがありまして好みの表面になるまで自分で決めれるのがいいですね!
デメリット
振動(と回転するタイプもあります)しながら動くので手がブルブル震えます。削った粉も舞いますので換気を良くしないといけませんし音も大きいです。
ワンポイントおすすめ
振動タイプと回転タイプと両方がついてある電動サンダーがあります。基本的には両方ついてあるのがよく削れるのでオススメです。
まとめ
表面をきれいにしたり、角を丸くしたりするのに使います。ペーパーを手でするのは根気と体力が必要なので電動サンダーを持っておくと楽になります。
まとめ
DIYを始めたいと思ったら何から知ったらいいのか分からないですよね!最低でも必要かなって思う道具を12こ紹介させて頂きました。
基本的な道具なので持っておいて損はありません。これで素敵なDIYライフを満喫しましょう!